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【ハード系エロゲー】鏖呪ノ嶼(おうじゅのしま)【レビュー】

●こんな方におすすめ●

エログロ・ハード系エロゲーを作らせたら右に出るモノはいないブランド「クロックアップ」さんが今回は「呪い」をテーマに描く島物語。
ダークさを漂わせつつ「読ませるシナリオ」と「ハードな描写」で今作もプレイヤーを魅了する一本に仕上がっています。

作品名 鏖呪ノ嶼(おうじゅのしま)
ブランド CLOCKUP
ジャンル 呪術伝奇ヴィジュアルノベル
FANZA通常価格 ¥8,580円

体験版・デモ・購入はこちら

あらすじ・概要(公式)

2019年――二つの元号が交わる年。
瀬戸内海の離島「申仏島」。
その島は戦後まもなくより売春島として密かに隆盛を極めてきた。
片や昭和の昔から島の売春業を管理する、地元の有力者一族「二ツ栗家」。
片やある目的をもって島に渡ろうとする、裏街道から集められた一癖ある4人の男女。
双方の勢力には、それぞれ現代における完全犯罪である「呪殺」を生業とした呪術師たちがいた。
悪徳の島で、人間たちの思惑が交錯する。
だがその背後には、戦後およそ70年にわたり受け継がれてきた忌まわしい呪いが存在していた。


※youtube公式デモムービー。年齢制限のため本サイト移動後ご覧ください。

呪われた島で人の持つ歪みを描く

瀬戸内海に浮ぶ売春島を舞台にした、呪術を描いた物語。
二人の主人公それぞれの視点で物語が進行し、島を管理する名家の呪いや、島の生い立ち、過去編を挟みながらその全貌が見えてくる。
クロックアップが得意とするエログロハード系シナリオ抜きゲー作品。
読ませる物語とキツいハードな描写がウリ。もちろん、言わずもがな良作である。

本作のキーワードを1つあげるとすれば「呪い」である。
個人的にホラー系は好物なジャンルであるため期待度は高かった。
ストーリーも抜きゲーあるあるな手抜き感を感じること無くしっかりと楽しめた。
ただ抜きゲーという観点のみでいうならば少しパンチ力にかけるものがあったというのも事実。
エロに全振りしたコッテコテの抜きゲーと比較するならば、の話であるが。
他のシナリオゲーと比較すれば実用性面は優れているといえる。

ダーク系な作風

文鳴編と吐月編、2つのパートで描かれているが構成がしっかりとされており、楽しめる。
ハッピーエンドを求めている人はネタバレになりつつあるけど「期待しない方が良い」といっても良い。
所謂「鬱」要素を含んだ内容。まぁ、テーマが呪いであるから、しょうがないのかな。
主人公とヒロインのイチャイチャとかそういうのも期待しないほうが良い。
そう考えると人を選びそうな内容であるとはいえる。
ただ絵タッチや描写はやはり美麗であり惹きつけるモノがあるのはサンプルイメージをみていただければお分かりの通り。
バトルシーンは「呪術◎戦」的であり、「呪いらしい戦闘」パートとなっている。悪い意味ではない。

実用性度

冒頭でもいった通り、エログロ要素を含んだ描写がある。
クロックアップお得意の…といってしまえばそうなんだけど、エログロ耐性が0な方には衝撃的過ぎるかもしれないので一応注意。
ハード系抜きゲーが好きであるならば、クロックアップ作品を過去にもプレイしたことあるならば問題ないだろうw
ただ逆にグロシーンを強烈に求めている人にとっては「そこまでヒドイものはない」といったほうが良い。
ある意味万人受けw(万人には受けない鏖呪ノ嶼(おうじゅのしま)の世界観を楽しんでみてください。

サンプルイメージ

まとめ

クロックアップさんの新作エログロハード系エロゲー。ってことだけでかなりの期待感が詰まった一本。
プレイする側もそれなりの期待感をもってプレイしており色々な批評が飛び交いそうなところが懸念されましたが、
そういう意味では古参も新規も基準点以上の評価を得られたエロゲーに仕上がっているのではないだろうか、という見解です。
作風にあった描写、エログロ、ハードボイルドな主人公、読ませるシナリオ。
プレイする価値はあるかなって思います。ネタバレは極力見ずにプレイしてみてください。

作品名 鏖呪ノ嶼(おうじゅのしま)
ブランド CLOCKUP
ジャンル 呪術伝奇ヴィジュアルノベル
FANZA通常価格 ¥8,580円

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